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初盆とは、故人が亡くなって初めての「お盆」のことを言います。初盆は49日後に初めて行う「お盆」となりますので、 故人が亡くなって、49日を迎える前に「お盆」がある場合には、翌年に「初盆」を行う形となります。
一周忌は、故人が亡くなって「1年目」の命日のことを言います。通常、一周忌では親族や友人、知人などを招いて、法要を執り行います。 一周忌は四十九日から一年後ではなく、命日から一年後を目安に行います。 そのため一周忌は、四十九日法要から一年も経たないうちに行う形となります。
初盆、一周忌ともに、故人が亡くなってからまだそこまで経っていない時期に行う大切な法要となりますので、 できれば別々の日に行うのが望ましいとされています。 しかしながら、初盆と一周忌の間がそこまで離れていない場合や、 親族が何度も集まる負担を考えて、最近では初盆と一周忌を同じ日に行う場合もあります。 同じ日に行う場合でも、午前と午後に分けて行う場合や、同じ法要で初盆と一周忌を行う場合もあります。 初盆と一周忌をいっしょに行いたい場合は、まずはお寺の住職に相談してから決めるようにしましょう。
初盆と一周忌をいっしょに行う場合は、法要の参列者も通常よりも少し多めにご仏前をお持ちになる場合があります。 その場合には法事のお返し（粗供養）も少し高めの予算で準備するとよいですが、地域の風習によっても異なる場合があります。 よくわからない場合には、一度親族の年長者に確認してから返礼品を準備するようにしましょう。
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