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葬儀、通夜、告別式において、香典（ご霊前）、お供え、供花、弔電などを参列者が持参されます。
参列者が持参する香典の金額は、故人や喪主、遺族との関わり具合によって、
何十万から数千円まで幅があります。
香典返しとは、葬儀などでいただいた香典を忌明けとなる49日後に、お返しの品物を送ることを言います。
神式については、50日祭で忌明けとなります。
香典返しの三月またぎとは、亡くなった日から49日までが、「三カ月」をまたぐため、
35日（五七日忌）で、忌明けとすることを言います。
49日で三月またぎを、「49（しじゅうく）が三につく（みにつく）」→「始終苦（しじゅうく）が身に付く（みにつく）」ということで、
縁起が良くないと考える場合があるからです。
三月またぎの考え方については、地域や宗派によっても異なりますので、
よくわからない場合には、菩提寺の住職に確認するようにしましょう。
三月またぎで、35日で忌明けとなった場合、香典返しもそのタイミングで行います。
その場合、のし紙は「志」が一般的ですが、忌明けでお返しする場合、「忌明志」「満中陰志」を使用しても構いません。
挨拶状を付ける場合、定型は「49日を済ませた」などの内容が入っている場合があります。
35日で忌明け香典返しをする場合には、注意するようしましょう。
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