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日本の法律では人の死後24時間は「火葬」をすることを禁じていますので、「午前」に亡くなった場合には当日の夜に「通夜」（半通夜）を行い、
「午後」に亡くなった場合には当日の夜に近親者のみで「仮通夜」、翌日に弔問客を招いて「本通夜」を行うのが一般的となります。
これを知った上で、火葬場に問い合わせをして日時を押さえるようにします。
「通夜」「葬式」「告別式」は、その火葬場の日時から逆算して、日取りを決めていきます。
「葬式」や「告別式」の日取りを決めるのと同時に、故人の遺志や宗教にのっとって、
菩提寺・神社・教会等へ亡くなったことを連絡をして速やかに宗教者（僧侶・神官・神父・牧師等）と打ち合わせをすることが重要です。
※仏式の場合は僧侶に「戒名」も依頼しておきます。
※「葬式」「告別式」の規模は、故人の社会的な立場等を考慮して、おおよその会葬者数をあらかじめ予想しておく必要があります。
「友引」は、六曜ではもともと「なにごとも勝負のつかない日」のことを言いますが、「友を引く」とも解釈ができるため、
災いが友人に及ぶと考えられるようになり、「葬式」「告別式」を行うことを避けるようになりました。
「火葬場」は、「友引」以外にも、「祝日」「正月三が日」はたいていお休みをします。
このお休みの間は、何らかの方法で遺体を保存する必要が出てきます。
また、都市部にある火葬場は、混雑することが多いため、目安通りの日程にスケジュールが決まらないこともありますので、
都市部では特に早めにスケジュールを確認するようにします。
昔は故人の住宅や、菩提寺（仏式の場合）などを「葬式」「告別式」の会場として使用していましたが、
土地に余裕のない都心部では、最近では「斎場」を利用したり、マンションや団地に住んでいる場合は、
付設の集会場を利用したり、他にも地区の公民館などを借りたりすることが多くなってきました。
※すべてを「斎場」で行わずに「通夜」のみ自宅で行い、「葬式」「告別式」を「斎場」で行う方法もあります。
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